不安という言葉は日常よく使う言葉です。では不安とはどういう意味でしょうか?
「対象のない恐怖」と定義されます。広義には何々の不安と使うこともあります。
色々なことが、漠然と怖くなったり心配になることと考えてよいと思います。
不安は日常的に感じる心の動きですが、あまりに程度が強かったり、期間が長く苦痛が強かったり日常生活に支障を来せば、病気の可能性があります。
昔は不安神経症という言葉がよく用いられていましたが、現在は不安神経症で急性の不安と自律神経症状を呈すものをパニック症、慢性に不安が持続するものを全般性不安障害として精神科、心療内科分野ではカテゴリーすることが一般的になってきました。
治療はストレスへの気づきに始まり、睡眠・食事・飲酒・入浴・趣味・運動、笑いなどのライフスタイルの改善や自分にあったリラクゼーションと休養。精神療法、薬物療法などがあります。
どうぞお大事になさいませ。
心療内科 0928521940(福岡市)