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福岡市 心療内科

パニック症

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心療内科 パニック症の話 

【パニック症はどのような病気でしょうか?】

 突然予期しない動悸や息苦しさ、めまい、発汗、胸痛、震えなどの発作が起こり強い恐怖または不快な感じを伴います。日本では排尿や排便などに関する症状も多い印象を受けます。普通は数分間でピークは過ぎます。すぐに利用できる出口がない状態やパニック発作が起きた時に助けが得られない場所や状況にいることに不安、恐怖が出現することです。

  • 例)飛行機や電車での移動や列に並ぶ、雑踏や公衆の場所、トンネルや地下道、エレベータに乗る
     レストランでの食事、理美容時の洗髪
     歯科治療、MRI検査、一人での外出など

 経過が経つにつれて広場恐怖を伴う患者さんは、突然起こる発作以外に状況に関連する発作が増えていくことが多いようです。睡眠時の発作や特定の感情状態で起こる発作などもみられることがあります。また発作が起こるのではないかという不安(予期不安)や心配などが強くなっていき、以前に発作が起きたことのある場所などを避ける回避行動を認め、日常生活に支障をきたすケースも認められます。

【原因は?】

 パニック症は「気の持ちよう」で起こるものではなく、脳の生物学的要因が強く関与している病気と考えられています。発症から治療までの期間が予後を左右する要因の一つです。症状のある方は早めの心療内科受診と適切な治療をおすすめ致します。早期治療で多くの方が症状消失するか、それに近い状態になると思われます。正しい診断と病態の正しい理解が治療の出発点です。

【治療方法は?】

 薬物療法(SSRIなど比較的副作用の少ない薬が開発されています)を主体に、まず、発作や不安を軽減することを試みます。広場恐怖を認め、回避行動や予期不安などが持続する場合も多い為、認知行動療法的アプローチ(例:系統的脱感作法)やリラクゼーションなどを通して不安時のセルフコントロールを目指して行きます。薬物療法や認知行動療法は患者さん一人ひとりの病態や生活環境によって調整が必要であることは、うつ病など他の疾患と変わりありません。

パニック症は早期治療で
多くの方が治られます。
どうぞお大事になさいませ。

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